自分で作る4K動画。MMDのムービーをYouTubeに投稿するテスト

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Youtubeが6/27に60fpsへの近日対応を表明しました。でも未だに適用される気配は無いですね。そこで再生はされないけれど、4K画質/60fpsの高精細動画をMMDで作ってアップロードしてみました。

MMDで4K出力

MMDはVer9.10(64bit)を使用。

.pmmファイルを開いた後、出力サイズを“3840×2160”に設定。この解像度は高度なエンコード設定 – YouTube ヘルプに従っています。使用するディスプレイが4K対応でなくても問題ありません(自分も2560×1600なので足りてない)

「AVIファイルに出力」の設定は以下のとおり。 20130830-01

ただしこのままいつも通りにエンコードを開始したところ、数十フレーム出力した所でMMDがフリーズ。重そうなエフェクトなどを外してみても効果なし。結果的に、GeForceの3D設定を大分軽量化することで最後まで出力する事ができました。

成功時3D設定

項目 パラメータ
グラフィックカード Palit GTX 670 (2048MB GDDR5)
アンチエイリアシング-設定 2x
アンチエイリアシング-ガンマ修正 OFF
テクスチャフィルタリング-トリリニア最適化 ON
テクスチャフィルタリング-異方性サンプル最適化 OFF
トリプルバッファリング OFF
垂直同期 OFF
異方性フィルタリング 4x

ただ、これでも確実に出力できる訳ではなく、画面描画に負荷がかかり止まる事もあります。試した限りでは、まず出力画面が出たらすぐにウィンドウをドラッグして画面の外(デスクトップの表示領域外)に持っていく事。これと合わせてパワーマネジメントとスクリーンセーバーをOFFにする事で最後まで出力する事ができました。

出来上がったファイルは以下の形式になりました。

項目
再生時間 3:36
エンコーダ Utvideo YUV422
ファイルサイズ 33.1GB
解像度 3840×2160
ビットレート 1255Mbps
フレームレート 60fps

MMDの出力(レンダリング)には6時間くらいかかった様です。
今回のPCスペックは下記の通り。

再エンコード

33.1GBではYouTubeにアップができない為、AviUtl+拡張x264出力Exプラグイン(rigayaの日記兼メモ帳)を使ってH.264コーデックに再エンコードします。

設定はほとんどがデフォルトで調整したのは

  • 出力モード:上限確認付き 品質基準VBR(可変レート)
  • 上限ファイルビットレート:45000kbps
  • 品質:5
  • プリセット[速度]:veryslow
  • プリセット[プロファイル]:high10

あたり。この時のエンコードログが以下。

ビットレートを45000kbpsにしたのは解像度と同じく、Youtubeのファイル形式ガイドラインの上限に合わせた結果。
こうして出来上がったデータは

項目
再生時間 3:36
エンコーダ AviUtl x264 プラグイン
ファイルサイズ 1.18GB
解像度 3840×2160
ビットレート 44900kbps
フレームレート 60fps

となりました。

Youtubeへアップロード

あとは普通にアップしただけです。今は1.2GBのファイルでも1時間かからずにアップできるとは・・・

埋め込みでは高解像度出力できないのでYoutubeのページに飛んで御覧ください。
ちゃんと右下のギアマークから「2160p4K」が選べる様になっていました。

20130830-02統計情報を見ているとビットレートは90Mbps~10Mbps(average 32Mbps)の間を上下していました。フレームレートはやっぱり30fpsに固定されています。

ただ企業(有料?)アカウントではオフィシャルで60fps再生できる動画がアップされています。

統計情報を見ていると自分のPCではフルスクリーンでも40fps前後、ウィンドウ表示では30fpsまで落ちてしまい、60fpsでは表示ができていませんでした(残りのフレームはすべてドロップしている)。4k60fps再生にはYoutubeだけではなく自分の再生環境も対応を進めなくてはならないようです。

以上、今扱える最大解像度・最大量のデータを作成、Youtubeにアップするテストでした。
今のところは「誰が見ても最高画質」意外の意義はありません。そのうち一般人にも(サーバが整い次第)ぬるっと提供開始されたりするのでしょう。その時はまだ来ないかと日々この動画をチェックして楽しみにしている所です。

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