Moode AudioでRaspberry Pi2+Raspberry Pi1用DACを鳴らそう

久しぶりにRaspberry Piをいじりました。目的は2つ。

  1. AirPlay対応でまだ未テストのRaspberry Pi用OS、moodeaudio.orgを試す
  2. iPhone4のイヤホン端子で我慢していたリビングの音楽環境を再びDAC品質に戻す

普段リビングではYoutubeで音楽を聞いているため、VOLUMIORuneAudioでは合いません。その変わりに使ったiPhone4は機能を満たしてはいたものの、充電しっぱなしだと音声がイヤホン出力になる点で不満でした。

音質の向上著しいBluetoothレシーバを買う解決もありますが、高音質とフレキシブルな利用に期待してもう一度Raspberry Piでネットワークプレーヤを用意してみます。

ラズパイ1のDACをラズパイ2(3)で使おう

我が家にあるのはTIのPCM5102Aを搭載したRaspberryPi 1用のオーディオボード。

26pinのGPIOとP5と呼ばれる8pinのコネクタを利用して亀の子の様に接続します。こういうボードをスタックボードと書いているサイトもあるけれど、今ひとつ正式な名前は決まっていないようで。

ただし今回は速いRaspberry Pi 2が余ってるのでそれを使いたい。でもGPIOが40pinだしP5も無いのでコネクタが合わない。試しに挿してみたけどやっぱり動きませんでした。

PCM5102Aが必要な線は3本のみ

PCM5102Aのデータシートを読んでみると、使っているのは「BCK/DIN/LRCK」の3本だけらしい。SCKはマスタークロックを外部から受けとらない場合はアースに落とせば良い。

PCM510xA 2.1 VRMS, 112/106/100 dB Audio Stereo DAC with PLL and 32-bit, 384 kHz PCM Interface


10.1 Application Information

10.1.1 Typical Applications

PCM5100A PCM5101A PCM5102A PCM5100A-Q1 PCM5101A-Q1 PCM5102A-Q1 pcm510x_barebones_app.gif
Figure 33. Simplified Schematic, Hardware-Controlled Subsystem

あとはその3本に電源、GNDを含めた5本を繋げば動きそう。
じゃあどこをつなぐの?といろいろ調べていたら、runeaudioのコミュニティに他のボードをI2S接続している人が居ました。

i2s connection to an external DAC : Raspberry Pi • RuneAudio Forum


For the RPI2B i2s output, I follow the schema on Archpile website :
Image

I used a short cat7 cable (10cm) with this schema :
RJ45 > GPIO
Pin 1 (SDATA) Pin 40
Pin 3 (LRCK) Pin 35
Pin 5 (SCLK/BCK) Pin 12
Pin 2,4,6,7,8 (GND) all on Pin 39

ソフトは違えど対象としているボードが同じ以上、ピンアサインもきっと一緒だろう。と思って試してみたら無事動きました。

PCM5102Aは+3.3vで動作しますが、PiCoverはチャージポンプ経由で供給するため、+5Vのみ接続しています。このやり方ならRaspberryPi 3でも大丈夫。

Moode Audio

ハードができたところでやっとmoode audio.

試してみよう、と思ったらバージョンが上がったらしくVer3.5からは$10のシェアウェアとなっています。今回はまだお試しなのでフリーだったVer3.1にてテストしました(ググれば見つかります)

Windowsの共有ファイルにアクセス

右上のConfigure->Sourceからドライブを追加できる?と試したけど、何度やってもPermission Deny。NTLMv2の問題かと思い公開元のWindows10側のポリシーを変更してみたけど効果なし。

結局ローテクにSSHで手動マウントしました。

テスト問題なし。
あとは昔ながらの/etc/fstabに1行追加してリブート。

無事BrowseメニューにNASというグループが増えました。
日本語フォルダも問題なく表示されています

プラスアルファされたUI

基本的な再生方法はこれまでと一緒。
下に”Browse”、”Library”、”Playback”の三つのメニューがあり、それぞれ表示デバイスに合わせたレスポンシブなUIが表示される点は新しい。

Libraryはfoobarの様なカラム式UIを再現していています。一曲単位でしか再生キューに入れられない?と思ったら、アルバムアートをタップしたらアルバムごとキューに入れられました。

Playbackは使いやすいと思います。設定したボリュームリミット以上は警告がでる仕組みで、不意なタッチミスによる最大ボリューム→オーディオへのダメージを防止してくれます。

豊富なコンフィギュレーション

後発らしく、UIでできるカスタマイズが豊富。各サービスのON/OFFや無線LANの設定、MPDのリサンプリングまで変更可能。

肝心のDACモジュールサポートは約50種類。例によってHiFi Pi Cobberはありませんでしたが、例によって同じPCM5102AのHifiBerryを選べば問題なく使えています。

ハイレゾ音源も再生可能。といってもPCM5102AはPCM384KHzどまりなので、DSDを再生してもぷつぷつ鳴るだけですが。

最後にAirPlay

家の中でiPhone操作中は常に出力先に”Moode Airplay”が表示されます。

これまでの様に時間が経って見えなくなったり、途中で途切れたり、レスポンスが悪くなったりもせず優秀。

というわけで、RaspberryPi2+Moode Audio+PCM5102A環境は使いが手も良くて高音質。電源が入れっぱなしになるのが気になるけれど、数Wだし週末くらいは入れっぱなしにしてもいいかもしれない。

今入手可能なラズパイ

今回のつなぎ方で言えばこれで事足りるという・・・

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