今ならメーター増やし放題!RX-8にOBD2スキャンアダプタとTeclast X80 Plusを装着

車における追加メーターというのは、元々のメーターでは確認できない油温、油圧、ブーストなどを表示する後付のメーターの事。遙かなる昔、人類はダッシュボードにつける「追加メーターの数」をステイタスとしていた時代がありました。しかも大多数にとっては実際見て何をするでもなく、「ただなんとなくカッコいい」というだけでこぞってつけていたのです。

そして車のトレンドは移り変わり、今やシンプル&スタイリッシュがもて囃される時代。ダッシュボードにメーターを並べた車は絶滅の危機に瀕していますが、「なんでも測りたい、表示したい!」というおっさんマニアの欲望は今も燻ったままです。

そんな1おっさんマニアとして車のデータ採取ツール「ODB2スキャンツール」を購入しました。

ODB2とは

ODB2はデータ形式の名称でそのコネクタは現在ほとんどの車についています。主にディーラーなどで使用する診断ツールに使われ、各メーカー間で大まかには互換性有り。今回買ったアダプタはそのコネクタから情報を収集し、Wi-Fiに乗せて送信する製品。表示はWi-Fiでペアリングされたスマホ、タブレットなどが利用できます。
本来の追加メーターは電子式の場合センサー込で1箇所15,000円~20,000円(更に工賃も有り)と非常に高価でしたが、これなら2,000円弱のアダプタを一個買うだけで表示スペースの許す限り何個でもメーターを増やせます。

満たせないものがあるとすれば物理アナログメーターへの愛くらいですかね。

ieGeek OBD2 スキャンツール

ieGeekの製品は割りと大柄で小さなタバコの箱くらいあります。ODB2コネクタの位置によっては挿してる間邪魔になるでしょう。他社製品には全長の短いコンパクトなモデルも多いため、値段とのトレードオフですかね。外観は同じでWi-FiやUSB,Bluetooth対応と転送方式により製品は何種類かに別れます。
商品は本体、8cm CD-ROM、簡易マニュアル。事前に販売者からAmazon経由で日本語マニュアルが届いていたので不安はありませんでした。

RX-8のODB2コネクタは右ひざ上のこの位置にあります。

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直接挿すと足に当たるため、ODB2延長ケーブルも購入しました。

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本体には5つのLEDがありますが、電源スイッチは見当たりません(製品仕様に有りって書いていたのに!)。常時電源となってしまうため、挿しっぱなしで運用するには16pinの+12VをACCに入れ替える等改造が必要そう。通信中はLEDが激しく明滅して昔のモデムを思い出しますが、ODB2データもシリアルでATコマンド経由らしいのでほんとモデム。

Androidを車載

表示部にはもはやお馴染みのタブレット、Teclast tPad X80 Plusを使います。
それを搭載するためのホルダーもXperia Z Ultra用から作り変えました。
(参考:遊んでるXperia Z UltraをRX-8につけてカーナビにする | 徒労日記

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受け部分をMDFの端材とプラバンで厚さ10mmまで拡大してタブレットをはさめる様に変更。間にゴムワッシャーを入れたので、置くときは少し融通して開いてくれます。

アプリはCD-ROMからTorque Proを.apkファイルでインストール。なんとなくグレーな気がするんだけど・・・。Torqueは無料版含めて何種類か公開されていますが、試したLiteと比べてProはローカライズやメニューの完成度が高い。アダプタとの通信確認も出来るので大分使いやすくなっています。

Google play Torque Pro (OBD2/Car)
Torque Pro (OBD2/Car)
制作: Ian Hawkins
評価: 4.6 / 5段階中
価格: ¥425 (2016/6/16 時点)

ダウンロードposted by: AndroidHTML v3.1

OS設定でアダプタの出すWi-Fi APに接続し、アプリ内で通信をBTからWi-Fiに変えてスキャンツールと通信開始。192.168.0.10:35000が利用されます。

車種によっては取れないデータ(ex.RX-8ではO2センサー)があるものの、それでも結構な数のデータを表示できます。GPSが搭載されたスマホであればそこから算出して0-100km/h加速度なども表示できますがX80 Plus is 残念な子。

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緑色が表示可能な項目。
とりあえず画面いっぱいに追加してみました。RX-8にはアナログスピードメーター無いのでなんだか新鮮。画面のリフレッシュは高く(4fps位?)このRevを見ながらシフトアップできそうな位。アクセル開度、バキュームなどもグリグリ動きます。

20160616-02運転席から眺めるとこんな感じに。X80 Plusは日光の下ではお世辞にも見やすくないので、外では輝度を100%にしてなんとかという所です。Xperia Z Ultraならセンタコンソール60∮3連メータができたかも!?20160615-04

一応iPhoneでも

CD-ROMにはiOSアプリもついてきましたが、脱獄前提の為使えません。
なのでAppStoreで見つけたFourStrokeなるアプリを試してみました。

FourStroke 2.0(無料)App
カテゴリ: ユーティリティ, 旅行
販売元: Mike Morawski – Mike Morawski(サイズ: 10.5 MB)
全てのバージョンの評価: 無し(0件の評価)

Androidとのペアリング切替で少しつまづきましたが、無事動きました。Wi-Fi接続といっても同時に2台を繋いでおくことはできなさそうです。
基本的な数値は利用可能で、数値は取得できますが、O2センサーなどはアップグレード解除が必要な模様。

20160615-05小さくても見やすさはiPhoneが上。FourStrokeのメーターデザインもオシャレでDefiの後付メーターみたいでGood。このアプリとiPad miniの組み合わせは結構面白いかもしれませんね

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見てご満足

少ない投資でグリグリ動くメーターを見られて一定の満足感はあります。つい嬉しくなっちゃう感じ。けれどもそこから何かに使えるか、というと自分のスキルでできる事はあまり多くありません。せめて油温・油圧でも見られれば、オイル交換の目安にもなったのだろうけど(RX-8だと取れてない)

一つ、今回買ったWi-Fi版の制限として、アダプタとペアリング中は外部インターネットに接続できなくなります。そのためメーターを表示しながらマップを見たりは出来ません。この辺りはBluetoothモデルを買うとか、SIM入りのAndroidを使うとか、USBでNIC増設するとか、何らかの回避が必要。Wi-Fiルータもペアリングさせてデフォゲだけそっちに向ける様にすれば回避出来そうなんだけどなー。

飽きたら使わなくなってしまう可能性もありますが、ECUのエラー・コードを表示するアプリなどもあり、いざというときの備えにはなりそう。自分でなんでもやっちゃうサンデーメカニックみたいな人には面白いガジェットかもしれません。

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